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【実家仕舞い後編】焦る前に知っておきたい!トラブルを防ぐ法律と税金のお話

残暑が続いております。

皆様お盆休みはいかが過ごされましたでしょうか。お墓参り、親戚との集まり、地元のお祭など、ノスタルジーを感じるこの”夏休み後半”の時期にしか味わえない風情には堪らないものがあります。

さて、前回は「実家の片付けって、別に荷物山盛りのままで売りに出しても大丈夫なんですよ」というお話をしました。まだ読んでいない方は是非、前編からチェックしてみてください(#^^#)

【前編】実家の片付け、何から始める!? ~不動産屋の教える、無理しない実家の手放し方~ 1.華やかなランキングの裏にある、私たちのリアルな悩み いなべ市って、よく巷の「住みたい街ランキン...

 

今回はその後編です。実家売却で知っておいていただきたい、「法律とお金(税金)」のリアルなお話をします。

「ほ、う、り、つ…?ぜ、税金…ウッ頭が…!」とアレルギー反応を起こしそうな方も大丈夫です。
これを知っておけば、もう一つ気持ちが楽になるんじゃないか。そういう事について、超絶かみ砕いてお話します。

 

「良かれと思って一人で片付け」が親族トラブルを生む?!

人が住んでいないと家は傷むというし…放置気味の実家を早く売ってあげたい。
あるいは「皆に負担をかけるより、まあ自分が動けばいいか」と、ごきょうだいに内緒でおひとりで実家の片付け(遺品整理)を始めてしまう方がいます。(※ここでは仮に、きょうだいだけで相続したというていでお話しますね)

一生懸命でとても優しい行動です。

ですが実はこれは、法律的な視点から見ると、ちょっと危ない橋を渡っています。

法律上、亡くなった親御さんが遺した荷物は、「すべて相続人全員の共有財産」になります。つまり、きょうだい皆のもの、という扱いです。

そのため、ひとりで処分をしてしまうと、良かれと思ってやったことでも、後から
「大切な形見を勝手に捨てられた!」
「あの家には親が隠していた高価な時計や宝石があったはずだ!お前が着服したのか?!」
といった、悲しい親族トラブルに発展することが、本当に、本当にあります。稀によく起きることです。

いわゆる”争族”ってやつですね(^_^;)

親御さんは、子どもたちが仲良くしてくれることを一番に願っているはず。

だからこそ、ひとりで抱え込んで片付けるのではなく、「今度みんなで集まって、貴重品探しを兼ねて実家の宝探し(形見分け)をしない?」等、先に皆さんに声をかけるのが大正解です。

写真や高価なものに限らず、なにを「宝物」と思うかは人それぞれ。

例えばレコード、あるいは食器。
「お母さんがよく着ていた着物」「子どもの頃に憧れた、お父さんがいつも使っていた万年筆」
なんでもとっておきたいと考える方もいますし、逆になんでもすぐ手離してミニマルに暮らしたいと考える方もいますからね。

「なんで捨てちゃったんだ!!( ;∀;)」となる前に。

片付け始めだけでもみんなでやれば世間体も気になりませんし、法律的にも円満です!(^^)!

片付けの費用は「税金」を安くできる?

 

次は、皆さんが一番気になるであろうお金(税金)のお話です。

前編で「売却が決まってから、プロの処分業者に丸投げして一括で片付ける方法もある」とお伝えしました。

でもそれを読んで、「プロにお願いしたら何十万もかかって大損しちゃいそうだけど!?」と思われたかもしれません。
確かに遺品整理や片付けの業者さんは、安くはありません。

ここで(資格取得のために日夜法律漬けになっている筆者からの)とっておきのお得アドバイスです。

実家を売却して利益(譲渡取得といいます)が出た場合、その利益に対して税金がかかります。

だがしかし。その税金は「売却のためにかかった経費」を差し引いて計算してOK!というルールがあるのです。

この「残置物撤去費用(業者さんへの支払い)」は、経費として認められる場合が殆どです。
つまり、片付けにお金がかかったとしても、その分後から支払う税金を安くできる可能性が高い。ということ。

じゃあ、当初イメージしたほど、取り分は減らないかもしれません。

このあたりは私たちから業者さんへ依頼・見積を取ることも可能なので、遠慮なくご相談ください(*^^)v

 

ご近所の目は気にしなくて大丈夫。プロに甘えてください♪

 

最後に、この地域(並びに各地方都市)ならではの「ご近所の目が気になって動けない…」という、ミドル世代のあなた様へ

昔からのご近所付き合いが濃いこのエリアだからこそ、
「実家を売ったら近所になにか言われるかも」
「畑を手放すと周りに知られたら、どう思われるか」と悩むお気持ち、本当によくわかります。

そして私だけでなく、そのご近所の方々も、よくわかってくださるのではないでしょうか。「家が」「畑が」「お墓の守りをどうしていこうか」という話は、昔からそこに住んでいるようなご家庭では必ずと言って差支えないほど、皆様頭を悩ませているものです。(これはもう本当に、いなべだけの話ではありません)

煮詰まってしまったら、一旦こう考えてみてください。

空き家のまま放置されて草ボーボーになったり、防犯面で危険になったりする方が、よっぽどご近所さんの負担になってしまうかも、と。

むしろ、家を開放して新しい住人を迎え入れることは、その地域にとっても、ものすごくプラスになる可能性があります。

「このいなべの街に魅力を感じて他所から移住します!」という方が来てくれたりしたらもう、めちゃくちゃ活気が出そうじゃないですか?(*’ω’*)
これから子育てをしようという若い方であっても、定年後のセカンドライフを楽しもうという世代の方であっても、です。

 

「売却するなら、ご近所さんに挨拶しないとダメかな…気まずいな」という不安も大丈夫。

売却が決まれば、私たちたねむら不動産が、お隣さんやご近所へしっかり丁寧にご挨拶に伺います。勿論、売主様とご同行してもよいのです。
売主様おひとりで気まずい思いを抱えることはありません(*^^)v

 

「子どもに負担をかけたくない」と売却を急ぐ親御さんの優しさも、私たちはこのいなべ市で沢山見てきました。

その大切なバトンをしっかり受け取って次の世代に綺麗につなぐのが、私たちたねむら不動産の仕事です。
ご不安な点、懸念されていることがあれば、なんでも相談してくださいね。

 

さいごに ~これが発見できたら、とっても助かる~

 

皆さん揃っての宝探し(遺品整理)の際、見つけられるとその後の助けになるものをお伝えして、おわりにしようと思います。

①土地家屋の権利書(登記識別情報通知書)

②その物件を買った時の契約書・領収書等

です。どちらも後々の売却手続きや、先程触れた経費・税金の計算で、大変役に立ちます。

超絶おおざっぱに解説すると、
①権利書(登記識別情報通知書)は紛失していた場合余分に手続き費用がかかります。
②契約書・領収書等は、購入代金が判れば経費として計上できる場合があります。

先祖代々住まれていらっしゃるようなお宅だと、発見は容易ではないかと存じます。
さすがに50年以上前の領収書となると、、、もう紛失している可能性が高そうです。

勿論、無いと絶対ダメ!ということではありませんから安心してくださいね(^^♪
見つかったらすごくラッキー、という感覚で構いません。
もしそれらが見つからなくても、売却手続きは可能です。

「あったらなんか役に立つらしい」と

頭の片隅に記憶してもらえるとよいかもしれません。

(※登記識別情報通知書のシールは大切な情報を保護するものなので、剝がさないようにお願いします)

酷暑はしんどいけど、夏の終わりはちょっと寂しい

 

とにかく、思考が散らかって「何からすればいいんだよ!?」となったら、片付けの手を止めて、まずは一度、たねむら不動産のドアを叩いてみてください。あ、やっぱりできればインターホンを押してください(^▽^;)(勿論、お電話でもメールでも)

いきなり査定の話じゃなくて、お茶を飲みながらの愚痴聞きから始まっても大丈夫です。笑

暑い日がまだ続きそうです。9月だからと油断せず、健康に過ごしたいものですね♪

 

実家・墓仕舞い…ワタクシも他人事ではない話題です。。。苦笑

 

たねむら不動産
寺本