コラム・ブログ

ぶっちゃけいくらで売れるんだ?(^◇^;) ~不動産査定の裏事情~

ポストを開けると…今日も入っているギラギラしたチラシ…( ˘ω˘ )

「高価買取!」「あなたのエリアで探しています!」「秘密厳守!」

……正直、これを見て「エ!うちの古い家、そんなに高く売れるの!?」ってドキドキしたこと、ありませんか?

又は、こう思ったでしょうか。「なんでうちが実家を持て余していることをご存じなんだ…?」

実際には地域ごとに絨毯爆撃的にポスト投函されているとしても、色んな意味でドキドキしたことがある方は、少なくないかと思います。

 

今回は、宅建業法初学者の筆者がコンプラの限界を攻めつつ(とても大袈裟です笑)
地主さんや家主さんが一番知りたいであろう「不動産の査定ってぶっちゃけどうなってるのだ?」というお話を書いてみたいと思います。

 

「3秒で査定!」系の実際

インターネットを開けば「一括査定で最高値!」みたいな言葉が躍っています。

だがしかし…!

その、画面の向こうの人?AI?がはじき出した値段は真実…?その最高値で売れることは…本当に…あるのかな…?

…おっと誰か来たようだ

と、冗談はさておき。

 

インターネットの一括査定などは、ぶっちゃけ正直あんまりアテにならないことが多いです。

それは、不動産屋が自ら買い取る(引き取る)特殊なケースを除いて、仲介・媒介で最終的に価格を決めるのは、不動産屋でもAIでもなく、買い手である「次のお客様」だからです。

 

また逆に、「その土地はこのくらいでしか売れませんよ」というパターンもありますね。

例えば法律や条例で新たに建築ができない場所であったりして、その評価が正当な場合も勿論あります。

(当方でも実際、ご相談に対して正直に高額での売り出しは難しいとお伝えするケースはあります)

 

どちらにしても、AIや画面の向こうの人ではなく、実際に現地に赴いて、実情をしっかり確認しながら査定をしてくれるタイプの業者を選ぶ方が安心でしょう。

地元の企業が良いですよ!とまでは言いませんが、地域柄などを把握している方が来てくれた方が安心な気がします。(個人の感想です)
心配であれば、数社比較するのもよいかもしれません。

まずはあなた様の「思い出価格」で勝負がしたい

 

先程少し書きかけましたが、一般的に査定は、築年数であったり、家屋の痛み(雨漏りやシロアリ被害など)、地域の地価相場や過去の売買履歴など、様々な項目を複合的に確認しながら行います。

これだけでも、「ほなPCやスマホに打ち込んだ情報だけで値段なんか分からんやんけ」と思われることでしょう。

専門家が実際に現地で確認するのとしないのでは、大きく違った答えが出そうなものです。もしかしたら、家主様の気づいていない痛みや、逆に長所があるかもしれません(*‘ω‘ *)

 

それに加えて私たちの場合、売主さんの「この金額で売りたい!」というご希望を、最大限に考慮します。

たとえそれが、地域の相場よりも頭一つ抜けて高くても。殆どの場合、まずはその価格で市場に出してみます。

なぜなら、そこはあなた様が大切に守ってきた土地であり、沢山の思い出が詰まったご実家です。

最初から相場という定規だけでバッサリ切り捨てるなんて…寂しい…そうでしょう…?(´;ω;`)

ですので、まずはその「想い」の価格で、一緒にチャレンジさせてください。ということで、売主様のご意向を最大限尊重します。

 

…あっ、でも………ひとつだけ「正直な白旗」を上げさせてください。

もし、売り出して数カ月経っても、市場からの問い合わせがシン……と静まり返っていたときは。

代表が申し訳なさそうな顔で、「すみません…ちょっと反応がないので……やっぱり少しお値下げのご相談をしてもいいでしょうか……(;^_^A」と、正直に泣きつきに行きます。笑

 

最初からできない約束で釣るよりも、メリットもデメリットも、最初から最後まで正直にお付き合いしたい。
代表一人・スタッフ一人の小さな不動産屋だからこそ、私たちはこの「かっこ悪いほどの正直さ」を一番大切にしています。

 

蛇足の小話と宅建業法

 

昔、筆者が世間知らずの若者だった頃。

私「車を買い替えたいな。まずは今の車の査定相場が知りたいわね(‘ω‘ )」と

やったんですよ…ネットの”一括査定”。

そしたら、”査定を申し込む”をクリックした直後から、鳴りやまない知らん番号からの着信の嵐…!!(;∀; )笑

びっくりしてしまい、その時かかってきたすべての番号を着信拒否にしてしまいました。

だ、だって…「やばい、なんかエライことになってしまった…!(;∀;)」と
あの時は心底ドキドキしたんです。若かったんです、、笑

あの時電話をかけてきてくださった(?)コールセンターの皆さん、その節は大変失礼いたしました。まことにごめんなさい。

 

と、そういう経験もあり、筆者自身はとにかく大抵のことは「遠くの大手より地元の業者やで!」という思考になりました。車とか眼鏡とか、、、あっ、不動産とか!(ステルスマーケティング)

 

インターネットやAIの発達で、自宅に居ながら非対面でなんでもできちゃう現代になったからこそ、実際に会って顔を見ながらお話ができるということはかえって大切になりましたね。

 

ちなみに、査定の「無料」「秘密厳守」はうちだって当然そうです。

地元の業者を避ける方には、「家を売ろうとしていることを近所に言いふらされるかも?!」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

が、これを知っておけば安心されるかもしれません。

不動産会社(宅建業者)には、秘密を守る義務が明示されています。

地元の業者だからと、正当な理由なく隣近所様に言いふらすことはあり得ませんのでご安心ください。

※報酬に関しても法律でガチガチに定められています。

 

 

好きな四字熟語は法令遵守

たねむら不動産
寺本

(コンプラの限界なんてことはなかったな)